コービー・ブライアントの神話: データが語る真実

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コービー・ブライアントの神話: データが語る真実

コービー・ブライアントの神話: データが語る真実

複雑なファンとしての軌跡

MJの時代からシャックの時代、そしてコービーの賛否両論あるキャリアを見てきました。2008年の復活劇で批評家から理解者へと変わった一人です。しかし最近では、修正主義的な歴史観が度を超えています。

無視される文脈

優勝の数学は単純ではない

シャックとの三連覇?ディーゼルへのダブルチーム率63%(Synergyデータ)が生み出したスペースは、誰でも得点できる環境でした。シャック不在時のコービーの効率は12%低下しています。

苦悩の時代が物語るもの

2005-07年に平均35.4得点を記録しながら、レイカーズの勝率は42%のみ。対照的に、劣悪なキャバリアーズを50勝以上に導いたレブロンとは対照的です。

真に評価すべき点

ガソルとのパートナーシップ

2009-10年の優勝はチーム構築の見本でした。ガソルとの2人ゲームは1.18ポイント/ポゼッションを生み出し、当時NBA史上トップ5の効率でした。

マンバメンタリティ≠完璧な実行

81得点のようなキラー本能は本物ですが、全ての難シュートが「良い攻撃」だったわけではありません。生涯TS%55%はピアース(56.5%)らに劣ります。

最終結論

史上最高のレイカー?おそらく。史上TOP5?議論の余地あり。偶像化する価値?もちろん―ただし盲目的ではなく。偉大さは文脈の中で輝くものです。

NeonPunter

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